雛人形を飾る時期・しまう時期
雛祭りは桃の節句とも呼ばれる名前の通り、旧暦で桃が花開く3月3日に行われます。
雛人形を飾り女の子の健やかな成長を願い幸せを祈る行事ですが、雛人形を飾るタイミングにも大切な意味が込められています。
雛人形を飾る時期
春を代表する「桃」を名前にする通り、雛祭りである桃の節句は春の行事として親しまれています。そのため春を告げる立春である2月の1週目から飾り始める地域が多いようです。
また2月の中旬頃にある「雨水の日」(立春から数えて15日目、2月19日)頃は良縁に恵まれると言われるため、女の子が良い伴侶に巡り合えるようにその日に飾る地域もあります。
雛人形をしまう時期
春が過ぎると、次は雨の時期に入ります。
雨や湿気から人形を守るためにも、雨期の節目である「啓蟄の日」(雨水から数えて15日目、3月6日)頃に片づけるのが良いとされています。人形にとって湿気は天敵なので、晴れた日を選んで仕舞うとよいでしょう。
また、雛人形は女の子に降りかかる災厄を引き受ける役割を持っています。そのため受けた災厄を早く遠ざけるために、出来るだけ早く雛人形を片づけるのが良いとも言われています。
片付けが遅れそうな時には
とはいえなかなかすぐには片づける時間がない時には、お内裏様とお雛様を後ろ向きにしましょう。
後ろ向きにすることで、災厄を引き受けた雛人形が「帰った」「眠った」という意味になり、災いを遠ざけたことになるとされています。
参考
2016/03/25 更新
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